CBX400F専門店 DEEP FIELD

ホンダ CBX400F CBX400FF CBX550F 専門店 プロショップ DEEP FIELD ディープフィールド

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 エンジン 
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エンジンリプロパーツ 当社オリジナル新品スリーブ

CBXを乗る上で1番気になるのがエンジン。
過酷な乗り方をされ、一般車両よりも遥かに内燃機関トラブルが多いのが正直な所
特にシリンダーの摩耗は避けて通れ無いです。
新品パーツはとっくに廃盤、いくらピストンリングを変えて組立てても
使用限度ギリギリもしくはオーバー!
かといって、社外品のオーバーサイズピストンはあまり気が乗らない、と言うお客様必見です!!!


加工前のスリーブ、このままでは使用する事は出来ません!
これより、シリンダーブロックに圧入され、 マイクロ単位で シリンダーヘッド面を再研磨し
スリーブ内側もボーリングされ、新たなシリンダーとなります。
更に当社では、大小兼ねて±0.008mm程 、誤差のあるピストン1つ1つに合わせて
同じクリアランスになる様に、ボーリング施工しています。
すなわち、少誤差のある1ピストンに対して、常に同じクリアランスにする為に
ボーリングサイズを常に変え、ばらつきの無いクリアランスになっております。


オリジナルスリーブを使用し、様々な工程を経て完成した
DEEPFIELDの拘りが凝縮されたエンジンがコチラ!!!

一部では、海外生産し、日本で加工しただけの物を国内産と謳う
モラルに欠ける悪徳な販売店があると、そんな話をよく聞きますが
当社のオリジナル商品は全て
純国内生産・国内加工品です!ご安心下さい。     

エンジン内燃機部品 表面処理加工

内燃機部品 表面処理加工 
□ WPC処理 □ DLCコーティング □ 二硫化モリブデンショット
上記の3点の表面処理加工のご案内。

WPCとは
金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して、高速衝突させる事で金属の表面が改質する技術。
表面が改質すると高硬度化して表面を強化すると同時に、表面形状が微小ディンブルへ変化するので
摩擦摩耗特性を向上させます。

DLCコーティングとは
主に炭素と水素で構成される、ナノレベルの薄膜を金属表面にコーティングする技術。
このコーティング層は、非常に薄いにも係わらず硬質な性質を持つため
従来にない低摩耗・高潤滑性をもたらします。

二硫化モリブデンショットとは
二硫化モリブデンショットとは、WPC処理と同様
金属製品の表面に微粒子を圧縮性の気体に混合して高速衝突させることで表面が改質する技術。
二硫化モリブデンショットは、衝突させる微粒子に潤滑性の高い二硫化モリブデンを使用することで
金属表面に潤滑層が形成され、WPC処理と組み合わせることで長期間に渡り低摩擦効果を持続させます。

内燃機部品 表面処理施行例の一部ですが、ご紹介。


内燃機部品を表面処理加工 インナースプリング・アウタースプリング共にWPC処理
摩耗しやすいコンロッド小端部にWPC処理

メタルにはWPC・モリブデン複合ショットを!ギヤシフトフォークにはWPC処理。
カムシャフトにもWPC処理を施します。

部品点数の多いミッション部品を加工、組み付け後はWPC処理でグレーに染まっミッションに。
高速運動するピストンにもWPC処理を。

画像左,トップリングにはDLCを!右のセカンドリングにはWPC加工を
ロッカーアーム・シャフトにもWPC、ヘッド内部がWPC処理でグレーに染まっています。

ピストンピンにはDLCコーティング、カムのジャーナル部にWPC処理を施工
心臓部クランクシャフトにWPC処理を。


上記、各表面処理はむやみやたらに処理を施しても良くありません!
処理方法をしっかりと理解していれば、どの部品にどの処理を行うか
また組み合わせ等も選択できます!
CBXを熟知している当社のデータがあればこそできる、内燃機 表面処理加工が実現。

エンジン内部は高速運動を繰り返しており
その内部部品も、新品部品が手に入らない状況です。
部品そのものを、現在より摩耗・消耗させてしまう前に
各種表面処理加工を施す事によって、摩耗スピードを抑えることが可能です。

エンジンOHする際には
内燃機部品 表面処理加工を強くオススメします。


エンジン各部 点検・詳細測定

異音が出ているエンジンはもちろん、摩耗・消耗・破損等ダメージが見られますが
静かなエンジンでも、内部部品にダメージを受けているある場合もあります!

また30年以上の時が経過しているCBXは
サービスマニュアル記載通りの作業では、完全な修理ができない状況になってきています。
そのマニュアルに記載されていない、点検部品・測定方法等
現状のCBXを熟知している知識・技術が必要な時代になっています。

当社では、サービスマニュアル以上の企業秘密データに基づき
1台でも多くお客様に喜んで頂ける、調子の良いCBXを作り上げようと、日々精進しております。

こちらではエンジン内部の、様々な点検項目の一部をご紹介致します。


ロッカーアームの点検、拡大すると傷が見られます!カム、ジャーナル部にも傷がありますね。
カム山にはカジりが見れ、コンロッドメタルが流れているケースも・・・
クランクシャフトにも大きな傷が見られたりします。

ピストンにオイルがびっしょり付着や、ピストンピンが焼き付きいていたり
焼き付きにより3番ピストンが固着、おかしな方向に向いていたりなんてのも

シリンダー内部に深い傷やサビがある場合も
オイルパン、オイル管理が悪くヘドロ状 に汚れ、ストレーナーにはゴミが詰まっていたり

プライマリチェーン、新品と比べると異常な程に伸びています、 テンショナースリッパーの変形も。



コチラでは測定方法の一部をご紹介致します。


各所、専用の測定器具にて計測します。
クランクシャフトの振りの測定、クランクシャフトのピン径測定

カムシャフト、カム山の測定、カムシャフトのジャーナル部、カムシャフトの振りも念入りに測定計測
マニュアルには無い測定箇所までしっかり計測!マニュアル通りには治せなくなってきている現状です。
シリンダーヘッドのジャーナル部の計測、コンロッドの小端部、大端部の測定

完調なエンジンを作り上げるために、エンジン部品を何十点も幾度も測定・計測を重ね
時には規定値オーバーであったり、使えない部品が出てくる事がありますが
お客様と事細かく打ち合わせをし、丹精込めてエンジンを組み上げて行きます。

 

カムホルダー再生

カムホルダーには、ホルダー自体を固定させるネジ穴と
ヘッドカバーを固定する為のネジ山とありますが
ヘッドカバー固定用ネジ山に、破損やクラックが入ってる場合があります。

カムホルダーはシリンダーヘッドと一対物
破損していない、その他ヘッドからのカムホルダーに交換は、絶対にありえません!
溶接等で熱を与えるとホルダーが変形。
そのまま使用するとホルダー内部からの気泡でジャーナルが変形、完全にアウトです!

カムホルダーが一つでも欠けたシリンダーヘッドは使用不可になります。

この様な場合に対応できる
現物のカムホルダーを生かした再生技術が、当社にあります。

再生事例をご紹介。


カムホルダー、ネジ山部が完全に破損しています。
この破損したカムホルダーを修正する為のオリジナルの修正専用治具がコチラ
破損部分を治具が合うように切除・加工

切除・加工は高度な技術が必要、絶対に真似しない様に!
加工が完了!画像の様に大成功です!再生したカムホルダーを取り付け、タペット調整し完了。

カムホルダー再生は、非常に高度な技術が必要で
見よう見真似で作業を行うと、取り返しのつかない事になってしまいます。

CBXを熟知した当社と、しっかりとした技術があればこそできる再生法です!
お困りの際は、DEEP FIELDにお任せ下さい。